
結婚してから一度も欠かしたことのないおそうざいがあります。
それはピクルス。
夫が酢のもの好きなのもありますが、何より簡単。
保存が利く。
そして、冷蔵庫であまりがちな野菜のほとんどを、使い切ることができます。
朝のトーストに添えたり、ごまペーストとマスタードを塗って簡単にサンドイッチにしたり。一気に、立派な朝食に変身します。
お弁当の付け合わせとしては腐りにくく、彩りが良くなります。
私は、小腹がすいた時のおやつにしたりします。
1度漬け込んだら、酢を足したり、野菜を足したりしながら、1ヶ月か、液が濁るまで使い回します。
それにピクルス液はいろいろな野菜のだしが出て美味しく、私はサラダのドレッシングにしてしまいます。
うちの人気ドレッシングは、切った野菜にさらっとオリーブオイルをかけ、それからピクルス液をたっぷり。さらに、粉チーズとナッツの刻んだものをぱらぱら。

お醤油や柚こしょうで和風に、ごま油と豆板醤で中華風に。
いくらでもアレンジ可能です。
さて、肝心のレシピなのですが、いろいろ試みた結果、基本は上記のように落ち着きました。
漬ける野菜の感じや季節、その時の気分なんかで、分量は調節し、オプションも適宜変えます。
春先は、おいしい新玉ねぎがたくさん手に入ったので、甘味ははちみつにして、ローズマリーとクローブでさわやかに仕上げました。
そしてやってきた盛夏…
なんと、1リットル漬け込みました。
ガッツリ酸味が欲しいのと、キュウリやズッキーニといった水分の多い野菜が中心になるので、水はゼロ。
これまたガッツリスパイシーにしたかったので、オプションに生姜のスライスをたくさん。
冷たいもので疲れた胃に、かなり効きます。